ある日白髪は突然に

Dienstag, 27. Oktober 2020

私が初めに白髪と出会ったのは、25歳でした。社会人として働き始めた3年目の時に、上司からのイジメが原因で白髪が増え始め、前髪の生え際にはびっしりと白髪が見えました。

 

25歳という若さゆえのショックと、これ以上増えるかもしれないという恐怖から、数々のサプリや頭皮にいいとされる育毛剤のようなものまで、ありとあらゆる方法を試しましたが、すべて効果なし。

 

いくら使ったか分からないくらい白髪に大金を費やしました。今までポニーテールや、ハーフアップが好きでよく髪の毛をくくっていましたが、髪をくくると余計に白髪が目立ち、自然とオシャレから遠くなりました。

 

ロングヘアーが好きでしたが、毛染めの時のわずらわしさから、ショートカットに切ったりと、自分らしくない姿にもなってしまい落ち込みました。ヘアーサロンで毛染めしても、2週間もするとまたキラキラとした白髪が見え始め、友達に気づかれないようにマスカラタイプの白髪染めで必死に隠して生きてきました。

 

白髪がない人は月1のカラー代を払わなくて済むので、なんと羨ましいことかとずっと思ってきました。エスカレーターで上から見られることもすごく嫌で、外出時には常に帽子をかぶるようになりました。

 

夏のときはオシャレとしてかぶれても、冬の風が強い日は帽子がかぶれず、頭部が常に気になりました。たとえ100万円かかったとしても、白髪が改善する薬が開発されたなら、同じ悩みで苦しむ人は絶対払うような気がします。

 

それくらい女性にとって白髪は天敵なのです。私は、くせ毛や、薄毛に悩まない分、白髪で染めるだけで済むんだと自分に言い聞かせてきました。今は月1の毛染めで、染めてから2週間後に白髪用ヘアートリートメントをすることで、白髪ケアしていますが、出来るならこんなことせず、ロングヘアーで、ヘアーセットをして、オシャレをもっと楽しみたいです。